2018年10月19日

「踵から着きましょう」は間違い!?

久々の投稿になってしまいました。

タイトルを見ていきなり何?という感じだともいますが、、、

このタイトルの話を書こうとしたがきに入れておいたところちょうど話題に上ったので今回こちらを深掘りしようと思います。

今朝の◯ッキリで特集されていた、フルマラソンの日本記録を更新した大迫選手。

ナイキの特別な練習も気になるところですが、なんといっても今回注目はフォアフット走法について。

ご本人も完全にはその効果を理解されていなかったように思いますが、、、

ただ単に速さが得られるだけではないんですよー。

 

そもそも歩くとき長距離を走るときに、しっかりと踵から着地しましょう!!

と言う話をよく聞きますよね。。。

でもそれは、靴の性能が上がりすぎたせい。

そもそも人の踵にはクッション性はほとんどなく、踵から着地したらその衝撃が直接、膝や股関節、腰に悪影響を与えます。

だってみなさんちょっとした段差から飛び降りるときに踵から着地する方なんていませんよね??

「抜き足差し足忍び足」っていうときにも踵から着地する方はいないはず。

それをみなさん実感していながら踵から着地を強要されて、膝や腰を痛めるのです、、、

我々の足にはとても優秀な衝撃吸収機能がもともと備わっているので、ぜひともそちらを使ってあげてくださいね!!

Jun

投稿者: Jun

コンテスト目的のトレーニングをこよなく嫌うトレーナーであり理学療法士。 ヒトのカラダを解剖学的、運動学的、医学的視点から、そもそもなことに着目し、機能的でハイパフォーマンスで強いカラダを目指す。 パフォーマンスを上げることを得意とする。 自身もアスリートとしてマラソンを中心に活動。ウルトラマラソン(100km)サブ10の記録を持つ。 趣味はヒトの痛みを取ること。